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山口・湯田温泉で「スリッパ卓球大会」-浴衣で熱戦

温泉といえば浴衣で卓球、ラケットはスリッパ

温泉といえば浴衣で卓球、ラケットはスリッパ

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 山口・湯田温泉で4月7日、ホテルや旅館のスリッパをラケット代わりに使う「第1回湯田温泉スリッパ卓球大会」が開かれた。主催は湯田温泉旅館協同組合(山口市湯田温泉5)などでつくる実行委員会。

渾身の一撃のスマッシュ

 大会は男子シングルス、女子シングルス、ダブルスの競技種目が行われ、約290人が参加。ロンドン五輪女子卓球日本代表の石川佳純選手を輩出した「卓球王国」で、スリッパを使った熱戦が繰り広げられた。

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 試合球は通常(直径40ミリ)より大きいラージボール(同44ミリ)を使用。スリッパは、同組合所属のホテル・旅館で使われているものを消毒して利用し、各種目決勝戦は浴衣姿で臨んだ。

 ホテル常盤(湯田温泉4)で行われた女子シングルス決勝戦は、北海道・真狩村から旅行で山口を訪れた本間友香さんと下松から参加した中村亜紗美さんの対決。浴衣姿で卓球という温泉旅館ならではの風情ながら手にはスリッパ。長いラリー戦が続くも、元全日本卓球選手権女子2位の実績を持つ中村さんがスマッシュを連発。勝利の瞬間にはガッツポーズを見せた。

 この熱戦を制した中村さんは「初めはそこまで勝ちたいと思ってはいなかったが、トーナメントで勝ち上がるたびに優勝したいと闘志がめらめら湧いてきた。相手は私と同じ守りのプレースタイルの上にミスをしない方だったので、自分から積極的に攻めた」と額に汗を浮かべて試合を振り返る。

 男子シングルスは、女子シングルス2位の本間さんの夫・亨さんが優勝。ダブルスは周南から参加した河村和治さん・山崎達也さんのペアが優勝した。

 同温泉初となる大会の女子シングルス実況を行い、勝敗の行方を見守ったエフエム山口(山口市緑町)の築地雄太郎さんは「打っては返すの繰り返しで、とても手に汗握る白熱した試合だった。もっと湯田温泉をはじめ山口が盛り上がっていけばと思う。そのきっかけになるのでは」と興奮した様子で話す。

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