山口・湯田温泉の和食居酒屋「和食屋ごろん」(山口市湯田温泉1、TEL 083-941-6892)が8月27日、オープン5周年を迎える。
同店は、料理好きが高じた小宮淳介さんが2021年、52歳で異業種から脱サラして開業。接客を担当する妻の美子さんと二人三脚で、アットホームな雰囲気での営業を続けている。
店内では地元アーティストによるライブ演奏や料理教室を不定期で開催するほか、美子さんが主宰する任意団体「五感がつなぐ絆プロジェクト」を通じて健康づくりや小学生向けの食育教室を開くなど、地域の交流拠点としても親しまれている。
小宮さんは「開店直後にコロナ禍の時短要請が始まり、厳しい現実に落胆した。2年ほど経った頃、地元アーティストから『ここで演奏させてほしい』と声をかけられたことをきっかけに人の輪が広がり、お客さまとの絆から多くの企画が生まれた。あの鶴の一声のおかげで今がある」と笑顔で振り返る。
コンセプトは「おばあちゃんが田舎でコトコト煮込んで作ってくれたご飯」。毎日手作りする家庭料理を中心に提供している。
ランチタイムには、メイン(肉または魚)に自家製みそのみそ汁、ご飯、小鉢4~5種が付く「日替わりランチ」(1,000円)や「ハンバーグランチ」(ご飯とみそ汁付き、1,500円)、テイクアウト用の弁当(850円~)を用意する。
夜は、日替わりの総菜や夜定食「おばんざいセット」(1,500円、ご飯・みそ汁付き=1,850円)のほか、豚バラ肉を長時間かけて煮込む「ごろんチャーシュー」(1,300円)、「イワシの糖炊き」(800円)、「だし巻き玉子」(600円)などの居酒屋メニューを用意し、ビールやチューハイ、ウイスキー、ノンアルコールドリンクなどをそろえる。
「お客さまの思い入れのある味を再現し、一緒に作り上げた一期一会の料理」も多彩で、「古賀丼(みそチャーシュー丼)」(1,700円)、「英里子丼(タコライス)」(1,400円)、「女王丼(豚キムチ丼)」(900円)、「ジョナサンの揚出豆腐」(800円)、「秋山さんのワイルド白菜(塩こんぶとごま油)」(500円)など、ユニークな名前のメニューも並ぶ。
小宮さんは「温泉街という土地柄、県外や海外からの観光客も多く訪れる。ヴィーガン対応などできる限り美味しく食べてもらえるように工夫する。目の前の人に満足してもらえるよう、できることを愚直に積み重ねていきたい。還暦も近づいてきたので、夫婦2人で無理のないペースで長く店を続けていけたら」と抱負を語る。
営業時間は12時~14時、18時頃~23時。土曜昼・日曜・祝日定休。