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美祢にバウムクーヘン店「168」 自然派の素朴な味で「新土産」目指す

同店が販売するバウムクーヘン

同店が販売するバウムクーヘン

 美祢・秋芳町のバウムクーヘン店「168(いろは)」(美祢市秋芳町岩永下郷)がオープンして、9月9日で2カ月がたった。

同店の外観

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 同店を経営するのは「瑞(ずい)商店」(同)。社長の瑞豊勝さんは、東京で建築リフォームを手がける「瑞工房」も経営し、2024年8月にオープンしたパン店「練粉屋(ねこや)」のリフォームに携わり、「練粉屋」の建物に併設する形で出店した。

 瑞さんは「旅先でバウムクーヘンを作る様子に魅せられたことがあり、東京からここに来た時に、その時の記憶が蘇った。その話に練粉屋さんも共感してくれて、やってみようということになった」と話す。そこから約1年の試行錯誤を経て販売にこぎ着けた。

  提供するバウムクーヘンは、保存料や膨張剤を使わず、北海道産の小麦粉や山口県産の鶏卵、よつ葉バターで作る焦がしバター、ウクライナ産ハチミツなどの素材を使用する。メレンゲの力で焼き上げることで「しっかりとしつつもしっとりとした食感」に仕上げ、機械で形を整えすぎず、あえて無骨な手作り感を残している。

 瑞さんは「胸やけしない、体に優しく滋養溢れる素朴な味わいを目指した。時間が経つほどに素材が馴染み、味わい深くなるので冷蔵保存で約2週間楽しめる。大量生産にはない美味しさに仕上がっている」と胸を張る。

 商品は「縁起が良い」とされるハスの葉で包んで提供する。価格は1個1,200円。現在は販売体制の整備に伴い、「練粉屋」に商品を置いて販売するほか、通販にも対応する。

 瑞さんは「体制が整えば店頭で販売していきたい。値段が高いという声も当然あるが、材料やこだわりなどを分かってもらい、食べれば納得したという方が多い」と話す。

 「いつかは『バウムクーヘン博覧会』に出てみたいという気持ちもあるが、大きく派手にやらずにコツコツと地道にやっていきたい。東京と宮崎のお店での取り扱いが決まったが、今後は全国のカフェなどに小口で展開できれば。最終的には美祢を代表する新しいお土産として定着させたい」と意気込みを語る。

 営業時間は9時~17時。営業日は木曜~日曜。

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