秋吉台家族旅行村(美祢市、TEL 0837-62-1110)で10月14日、「キノコ狩りと秋吉台の自然に親しむ会」が開催される。
秋吉台の自然に触れることを目的に同施設が毎年行っている同イベント。参加者は同施設内に自生するキノコを、散策しながら自由に採取することができる。
同施設内で採取できるとされるキノコは、希少価値が高いという「ホンシメジ」や「タマゴタケ」、「アカヤマタケ」「カラカサタケ」など。親子連れを中心に約200人の参加があった昨年は約70種、一昨年は117種のキノコが採取された。
当日は「山口なばの会」のメンバーが「キノコアドバイザー」として、採取したキノコを鑑定。キノコが食用かどうかなどを質問できる「キノコ何でも相談コーナー」を設けるほか、採取した中から「大物賞」と「珍しいキノコ賞」を表彰する。昼食にはおにぎりと「キノコ汁」の配布も予定。
「図鑑があれば持参してもらい、採取したキノコを同じ袋に入れないなど注意をしてもらえれば」とイベントを主催する同施設スタッフ。持ち帰りは自由。
「普段は意識しないだけに、初めは目を凝らさなければキノコが生えているかどうか分からないかもしれないが、よく見るといろいろなサイズや柄のものが見つかる。この機会にキノコに興味を持って自然を好きになってもらえれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~13時40分。参加費は500円(3歳未満無料、入村料別途)。参加には事前の申し込みが必要。締め切りは10月8日。問い合わせ・参加申し込みは同施設まで。