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山陽小野田・厚狭のパン店「アップルベリー」が5周年-無添加素材で100種類

オープンから5周年を迎えたアップルベリーの山本弘文さんと妻・利恵さん、長女の真綺さん(右)

オープンから5周年を迎えたアップルベリーの山本弘文さんと妻・利恵さん、長女の真綺さん(右)

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 山陽小野田・厚狭のパン店「アップルベリー」(山陽小野田市殿町3、TEL 0836-72-0035)が6月25日、オープンから5年を迎える。

添加物不使用の100種類のパンを提供する

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 店舗面積約4坪。物作り好きが高じて、8年ほど前に脱公務員をした地元出身の山本弘文さんと妻・利恵さん夫婦が営む同店。防府市のパン店で約3年間の修業を経て「合成添加物を使わずに、素材本来の味を生かしたパン作り」をコンセプトにオープンした。

 同店のパンは、乳化剤や保存料などを使わずに提供。当初は30種類ほどだったパンも、「たくさんの中から選んでもらいたい」という思いから、今ではデニッシュやベーグル、サンドイッチや菓子パンなど80種類から100種類に増えた。中心価格帯は150円前後。

 オープンからこれまでについて、利恵さんは「主人の夢をかなえようと、家族で協力しあってあっという間に過ぎた5年間だった」と振り返る。「2~3年ほど前から口コミが広がり、今では近所の幼稚園などから発注もある。宇部市内の大学などへの卸販売も増えてきた」と笑顔を見せる。

 弘文さんは「手間がかかっても自信作しか出さないというパン作りに対する思いやコンセプトもぶれることなく、ここまで来ることができた。最近では低トランス脂肪酸のマーガリンを使うなど、5年前よりも健康志向のパンになった」と話す。

 「焼き上がりのピークは11時。毎日焼き上がりを楽しみにしてくださっている常連の方もおられる。これからも素材を大切に、健康的なパンを提供することでお客さまを喜ばせていけたら」と話す。

 7月6日には5周年記念イベントとして、山本さんの長女・真綺さんが昨年考案し好評だったという「大抽選会」を実施。500円以上購入した先着100人の利用客に向けて、1,000円分の商品券や好きなパン、クッキーやラスクなど8種類の中から当たるくじ引きを用意する。「昨年は昼ころには品薄の状態だった。早めに来店いただければ」とも。

 営業時間は9時30分~18時30分。日曜・祝日定休。

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