宇部市街地で今秋、3日間にわたり映画「新世紀エヴァンゲリオン」の監督・庵野秀明さん作品の上映会が行われる。
特別企画「アンノヒデアキノセカイ」として11月15日~17日の3日間で開催される同イベント。同市出身で世界的にも多くのファンを持つ庵野さんの作品を、出生の地の市街地4カ所で上映。映画などの関連グッズの販売も行う。
同イベントは、9月29日から約2カ月間にわたり行われる市民参加型のアートイベント「まちなかアートフェスタ」の一環。上映会場は、「ヒストリア宇部」(新天町1)、「ファームプラザ新天町」(新天町2)、「ルナーレ」(中央町2)、「中央町銀天街空き店舗」(中央町3)。グッズ販売はヒストリア宇部とルナーレの2会場で予定する。
8月30日、久保田后子宇部市長による定例記者会見で公式発表された同イベント。久保田市長は「庵野氏の協力で開催できることをうれしく思う。『できる限りのことは協力をしたい』と言葉も頂いている。作品について市民の方にも広く知っていただきたい」とコメントした。
上映作品については9月中にも決定する見通し。上映会の問い合わせは、宇部市都市政策推進課(TEL 0836-34-8468)まで。
同アートイベントに関連して、市内でシャッター壁画などを行う団体「おともだちコンテンポラリーアート」が現在、銀天街の空き店舗シャッターにエヴァンゲリオンを題材としたイラストを描く「エヴァ・シャッタープロジェクト」の原画を募集している。
壁画制作は来年秋に予定。応募作品は同エリアの商店街空き店舗で展示する。作品の応募締め切りは9月20日。応募要項などは同ホームページで確認できる。同プロジェクトへの問い合わせはメール(panoramaguchi@gmail.com)まで。