山陽小野田・厚狭のカフェ「LUCY(ルーシー)」(山陽小野田市厚狭、TEL 0836-38-5886)が4月5日、1周年を迎えた。
当時19歳だった宇部出身の白石涼太郎さんが開いた同店。店舗面積は約15坪、席数はテーブル14席。赤を基調にした店内では、白石さんが腕を振るう洋食を中心にランチタイム限定の「ビュッフェ弁当」やデザートメニューを提供する。
オープンからしばらくは主婦層が中心だった客層は、今では家族連れやカップル、男性1人や年配の利用客など年齢や性別を問わずに幅を広げた。月に1度のペースで入る歓迎会や誕生日会などの貸し切りにも対応し、ニーズに合った提案を行っているという。
「大変だったこともあったが、楽しみながら営業できた1年間だった。お客さまとコミュニケーションも取れるようになり、感想や意見も聞けるようになってきた。特に貸し切りのときにはこまめに連絡を取り、よりお客さまの立場に立った提案もできるようになってきた」と振り返る白石さん。
人気メニューは、「オムライス」(600円)や「焼きカレー」(700円)、「カルボナーラ」(750円)。ランチタイムに約15種類のおかずを用意するビュッフェ形式の「弁当」(500円)を生かし、3月中旬からは同エリアの交番や自動車学校、周辺企業などに弁当を配達するサービスも開始。午前中に電話で受け付け、1日に20~30個の注文があるという。
「1年無事に営業できたということで自信を持てるようになった。レストランと定食屋の中間の位置付けで、いいとこ取りができる店でありたい。臨機応変に親身になってお客さまとつながっていくことを大切に、これからも成長していきたい」と意気込みを新たにする。
営業時間は11時~20時。木曜定休。