山口の中村女子高校(山口市駅通り1)調理科が2月14日、道場門前商店街内に1日限定のカフェ「N'sカフェ」を開く。
山口市の産学連携のキャリア教育の一環として、商店街のにぎわい創出などを目的に実施するチャレンジショップ。同商店街内の無印良品横の店舗に約20席を用意し、生徒が考案したメニューを提供する。
当日は同科の1年生14人と2年生5人が調理や接客を行う。メニューは、「生姜(しょうが)焼き定食」や「油淋鶏(ユーリンチー)定食」(以上600円)、「ワッフル」(350円)、「ガトーショコラ」(300円)など10品を提供する。
中でも「豆乳クリームスープスパゲティ」(400円)は、昨年10月に小郡で行われた「旨(うま)もんグランプリ」で優勝した同校自慢のメニュー。「中女オリジナルブレンドコーヒー」(200円)は、「ほたみ珈琲」(防府市台道)の協力を得て作ったオリジナルテイストを提供する。
昨年11月に続く2度目の出店。同学科主任の久保田幸代教諭は「前回は用意した定食40食が早々に売り切れたり、待ち時間40分の行列ができたりと多くの方にお越しいただき、大変好評をいただいた」と話す。
「実践的な授業として、自分たちの作った料理が地域の中で受け入れられ、喜ばれていることを知ってもらい、食べるお客さまの立場に立ったサービスの提供を学んでほしい。生徒の頑張る姿を見ていただけたら」とも。
営業時間は11時~14時30分。