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山口の図書館で「幕末小説の人気投票」-途中経過は松陰、龍馬がリード

「松陰や龍馬をテーマにした本が人気」と和木浩子さん

「松陰や龍馬をテーマにした本が人気」と和木浩子さん

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 山口市立中央図書館(山口市中園町7、TEL 083-901-1040)で現在、幕末を舞台にした小説の人気投票が行われている。

幕末の本を集めた特設コーナー

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 対象とする本は、過去に出版された日本語の作品で、ペリーの黒船来航(1853年)ごろから、新政府軍と旧幕府勢力が戦った戊辰(ぼしん)戦争終結(1869年)ごろまでを舞台にしたもの。史実に基づいた作品以外にも、架空の人物が登場する作品も対象にする。

 12月15日から始まった同イベント。1月16日には途中経過を公開した。「人気なのは、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』や古川薫の『吉田松陰の恋』などの作品」と同館サービス担当の和木浩子さん。山口市内のほか、県内各所や東京、千葉、愛知など県外からの投票もあるという。

 同館では特設コーナーを設け、幕末に関連する本約120冊をラインアップ。「当企画の効果か、大河ドラマ『花燃ゆ』の効果か、幕末関連の本でも特に吉田松陰や高杉晋作に関する本の貸し出しが増えている。過去に読んだことのある本を思い出してぜひ投票してもらえたら」と呼び掛ける。

 投票は、専用の投票用紙に記入して同館窓口や、FAX、郵送で行うほか、必要事項を記入したメールも受け付ける。応募した人の中から抽選で、山口市の産品などの詰め合わせを150人に進呈する。

 投票は2月16日まで。開館時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。火曜休館。

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