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宇部・小野「まこっこ農園」が茶葉料理提案 市内飲食店で「茶葉の天ぷら」

「今年の茶葉は良い出来」と笑顔を見せる才木さん

「今年の茶葉は良い出来」と笑顔を見せる才木さん

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 宇部・小野で茶葉やトマトなどを栽培・販売する「まこっこ農園」(宇部市上小野)が、茶葉を食べる「茶葉メニュー」の提案を始めた。

小野の茶畑の総面積は東京ドーム8個分

 市内藤河内と小野の2カ所に、合わせて約2.4ヘクタール(約7260坪)の茶畑を保有する同園。6年前から茶葉を栽培する同園の才木誠さんが、「家庭でお茶を入れて飲む習慣が薄れ、茶葉全体が買い手市場の現状」(才木さん)を憂い、「お茶を身近に知って楽しんでほしい」と茶葉メニューの提案に乗り出した。

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 昨年5月、野菜卸先の市内飲食店に、自ら手摘みした一番茶・二番茶の葉を初めて販売し、「茶葉の天ぷら」のメニュー化に結び付けた。茶葉は柔らかくサクサクとした食感で、ほのかにお茶の香りを感じることができる。茶葉が食べられるのは、収穫期間のわずか2週間。

 今年は、5月に居酒屋や和食店など約5店舗で同メニューが提供された。同月には市内居酒屋2店舗で茶葉料理を紹介・提案するイベントも実施。居酒屋「やまと屋!其の二」(松島町)では、コラボ企画として茶葉料理を楽しむ「お茶の会」を実施。茶葉をソースにしてパスタと合わせた「茶ノベーゼ」や刺し身、茶葉を入れたチヂミやお茶漬けを紹介した。

 現在は二番茶の収穫の真っ最中で、同店と馬肉専門店「遊馬」(上町)で「茶葉の天ぷら」を食べることができる。

 「お茶はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富でヘルシー。お茶自体を楽しむ文化が希薄になっている今、お茶を使って楽しい時間が過ごせたり面白い料理が作れるたりすることを知ってもらいたい」と笑顔を見せる才木さん。「今月24日には『やまと屋!其の二』で『お茶の会』の開催も決まった。来シーズンからは一般に向けてスーパーで茶葉の販売も行っていきたい」とも。

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