JR小野田駅近くに7月24日、低価格とユーモアを売りにした軽食店「コロッケ食堂」(山陽小野田市日の出3)がオープンした。
コンセプトは「安くてお腹いっぱいに食べられる店」。元民家を改装し、全面を黄色に塗って店名をふぞろいな文字で手書きした外観や、屋根近くに取り付けたポストなど遊び心が満載の同店。運営は住宅サポート(日の出2)。
店舗面積は約4坪。席数4席。提供するのは、うどんや肉まん、カレーなどの軽食で、店名のコロッケは提供しない。「徹底的にコストを抑えるため、店内にエアコンは設置せず扇風機を置く。肉まんはレンジで『チン』して提供し、かき氷は手動のかき氷機で汗をかきながらセルフで作っていただく(笑)」と同社代表の福田基博さん。
メニューは、「うどん」(230円)や「カレー」(260円)、「インスタントラーメン」(160円)、「肉まん」(120円)、レンジで温めて提供する「タコヤキ(6個)」や「そうめん」(以上200円)、氷のおかわり自由の「かき氷」(150円)など16種類。学生には全てのメニューを50円引きで提供する。
出店のきっかけについて「私が幼かったころは、お小遣いを握りしめて通った思い出の店があった。今の子どもたちにそんな店を作りたいと思った」と福田さん。「500円あれば学生だと4品~5品食べられる。ざっくばらんな雰囲気にして、子どもたちや近所の方などがにぎやかに集う店になれば」とも。
営業時間は11時~14時。木曜定休。