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山口・阿知須のタイ料理店「カンパニスタ」が刷新 2周年迎えテークアウトも

「2周年を機に空揚げを名物にしていきたい」とスタッフの松田佳子さん

「2周年を機に空揚げを名物にしていきたい」とスタッフの松田佳子さん

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 山口・阿知須のタイ料理専門店「KANPANISTA(カンパニスタ)」(山口市阿知須、TEL 0836-65-2248)が1月19日、2周年を迎えリニューアルオープンした。

タイ風空揚げ「カンタッキー」

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 「勢いと躍動感のあるタイの食文化を伝えたい」と、「てしま旅館」を運営する「テシマ」が2014年1月16日にオープンした同店。今回のリニューアルは「2周年の節目を迎えての変化」(手島英樹社長)として、店内のレイアウトを変更しテークアウト販売を始めた。

 16席を設けていた店内は、ボックス席を無くして席数を13席に減らし厨房を拡張。「新たな取り組み」として、新メニューのオリジナル空揚げ「カンタッキー」(1本140円)を目玉としてテークアウトメニューを販売する。

 手羽先をタイ風に味付けにした同メニューは、パクチーとレモングラスのブレンド塩の「塩味」とショウガとしょうゆを使った「たれ味」、トムヤムのタレに漬けた「トムヤム味」を用意。そのほか、「鶏のグリーンカレー」「海南チキンライス」(以上750円)などの定番メニュー5種類もテークアウト販売する。

 オープンからこれまでについて、「今も当時もこの辺りにタイ料理店はないが、当店の根強いファンの方が増えてきたように思う。コンセプト通り、食文化の接合・融合の役割を担ってこられたと感じている」と手島社長。

 人気メニューは、鶏スープで作る「タイラーメン」と「タイカレー」を一緒に楽しめるセットメニュー(1,200円)や、ガパオライスで作るオリジナルの「タイ風オムライス」(1,100円)、「皮パリカーオマンガイ」(1,050円)。ディナータイムには、タイ式焼き肉「ムーガター」や2色鍋の「タイスキー」(以上2,000円)も提供する。

 同店マネジャーの稲葉靖郎さんは「本場の味を崩さずに、いかに好んでいただける味にするか試行錯誤を重ね、メニューの幅を広げながらここまで完成させてきた。今では周南や下関など遠方からも来店いただいている」と笑顔を見せる。「これからも気軽に食べられる日本人の口に合うタイ料理を提供し続けたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時~21時(土曜・日曜は11時30分~21時)。水曜と火曜午後定休。

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