宇部・西中町の酒店「篠澤酒舗」(宇部市西中町8、TEL 0836-21-2121)が2月15日、ANAクラウンプラザホテル宇部(相生町8)で県内の蔵元などを集めた食品展示会を開く。
店舗販売のほか、宇部市を中心に山口市・防府市の居酒屋などへの卸売り販売を行う同社。同イベントは、8年前から毎年この時期に主催する恒例行事。篠澤朝孝社長が声掛けをして集まった、県内の蔵元や市内農家・食品会社、メーカーなどが一堂に会し、飲食店経営者やスタッフに向けて酒類や食材を提案する。
篠澤社長は「宇部だけを見ても、最近では居酒屋など夜の街に元気が足りないように思う。酒屋の立場から元気な居酒屋を応援し、ひいては宇部の街を活気づかせたい」と話す。
出展するのは、永山本家酒造場(車地)や「宇部蒲鉾(かまぼこ)」(川上)、「木島製麺」(寿町3)やキクラゲ製造販売の「サンアロー」(芝生町)、野菜販売の「まこっこ農園」(小野)などのほか、市外からは地酒・五橋の「酒井酒造」(岩国市)、地酒・山頭火の「金光酒造」(山口市)、夏みかんやユズなどのかんきつ加工食品「柚子(ゆず)屋本店」(萩市)など30社。
当日は酒類の試飲も行うほか、12時からは「人材確保勉強会」として、ファミリーレストラン「ガスト」出身で飲食店コンサルティング会社を経営するカエルカンパニーの岡崎美紀子さんを招き、飲食店の雇用・人材確保をテーマにした講演会も行う。
「飲食業界の最新の時流も紹介し、相乗効果で良い出会いが生まれる場になれば。山口らしさを生かしたメニューやお店が誕生することが楽しみ。飲食店の繁盛を手伝いたい」と篠澤社長。
開催時間は13時~19時。