居酒屋「囲酒場ゆら」(宇部市中央町3、TEL 0836-35-2004)が移転オープンして2カ月たった。オープン日は1月19日。
店主の景山英彦さんが、2013年に同エリアの「ルナーレ」近くに出店し、営業してきた同店。「かしこまらない大衆居酒屋」をコンセプトに、宴会利用客を中心に営業してきた。
今回の移転について、景山さんは「常連のお客さまも付いてきた中で、カウンター席の増設や掘りごたつの新設などの必要性が出てきた。改装か移転か悩んだが、旧店舗近くの居抜き物件に移転を決めた」と話す。
店舗面積は37坪。前店舗の3分の1ほどに縮小した。席数は、カウンター席7席、座敷席26席。
メニューは、「焼き鳥6本セット」(950円)、「ささみ4本セット」(650円)、「ボンジリ」(160円)、「セセリ」(200円)などを中心に、「エビマヨ」(780円)、「サーモンとアボカドの生春巻き」(680円)、「海鮮おこげ」(1,280円)など、95種類を用意する。
「一人で訪れた人が頼みやすいメニューをそろえた」と景山さん。新メニューの「おでん」は、「牛スジ」(220円)、「厚揚げ」(150円)、「ロールキャベツ」(180円)など約10種類をそろえる。ドリンクメニューは、ビール(550円)、ハイボール、カクテル、果実酒、サワー(以上500円)、焼酎(500円~)、日本酒(600円)、ソフトドリンク(300円)など77種類。客単価は4,000~5,000円。
景山さんは、オープンからの2カ月を振り返り「メイン層にしてきたビジネスマン層はそのままに、新規の来店も増えており、40代を中心に家族連れの来店も増えてきた。あくせくすることなく、いい感じにゆるく営業できている」と話す。
「以前と違い、周りにも居酒屋が多い場所なのでさみしくない。先を見据え、常連の方々と楽しみながらやっていけるスタイルを作っていきたい。数ある店の中から選んで来ていただいたからには、自分が作った料理を提供して喜んでもらいたい。わいわいとにぎやかに楽しんでもらえれば」とも。
営業時間は18時~24時。月曜定休。