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山口東京理科大学が公立法人化 地名3つ入る大学名に、薬学部新設も

公立法人化した山口東京理科大学

公立法人化した山口東京理科大学

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 4月6日、公立法人化した「山口東京理科大学」(山陽小野田市大学通1、TEL 0836-88-3500)の設立式と入学式が行われた。

4月6日は設立式が開かれた

 本年度から公立法人化した同大学。正式名称は「公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学」となった。大学名に地名が3つ入ることは珍しい。

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 同大学は、1987(昭和62)年に設立した東京理科大学山口短期大学を前身とし、1995年から4年制大学となり、名称を山口東京理科大学に改めた。本年度からは、これまでの母体である学校法人東京理科大学から土地や建物の寄付を受け、山陽小野田市が公立大学法人として引き継いだ。両者は、今後も姉妹校として連携を取る。

 近年、定員割れが問題視されていたが、公立大学法人化の発表以降、入学志願者数が増加。定員200人に対し、昨年度は1478人、本年度は4600人が志願した。2018年4月には、山口県初となる薬学部の開設を予定する。

 同日、「不二輸送機ホール(山陽小野田市文化会館)」(大字郡)で「公立大学法人山陽小野田市立山口東京理科大学設立式」と「平成28年度山陽小野田市立山口東京理科大学入学式」が開かれた。

 本年度の入学者は221人。「公立化が志願動機の一つになった」と話す同大学応用化学科1年の入江祥平さん。「私立の入試日程で公立大学を受けられることに魅力を感じた。勉学はもちろん、小学校から続けている野球も頑張っていきたい。充実した学生生活を送りたい」と笑顔を見せる。

 白井博文山陽小野田市長は「地域のキーパーソンを育成するという基本方針を継承し、山口県の産業界で活躍する人材を育てていければ。地域創生の理念にふさわしい大学へ成長させることを約束する」とあいさつした。

 入学式では、同大学の森田廣学長が「経済的な理由で学業を断念せざるをえない学生を見るたび、悔しい思いをしてきた。公立化により、一人でも多くの若者の未来を支えられれば」と話し、新入生には「今の初々しい気持ちを忘れず、明確な目標に向かって有意義な学生生活を過ごしてほしい」とエールを送った。

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