宇部のSC・ゆめタウン宇部(宇部市妻崎開作)に4月21日、「カフェ&ダイニングふかの」(TEL 0836-41-0500)がオープンした。
2012年11月から阿知須のSC・サンパークあじす内で同名の店舗を運営している「ふかの」が、2店舗目として洋食店「ローズガーデン」跡に出店した。店舗面積は34坪。席数はカウンター席6席、テーブル席28席。豊富なメニューをそろえて、「家族の味」を提供する。
同店のコンセプトは「女性1人でも入りやすい店」。店内は白を基調にした明るいナチュラルテイストに仕上げ、通路を広く設けて、落ち着いた時間を過ごせる空間を演出する。
メニューは約90種類。国産豚を使って手作りする「とんかつ定食」(950円)、「とり天定食」(650円)、「白身フライ定食」(700円)、「ハンバーグ定食」(720円)など定食を豊富に用意するほか、ドリンクバーがつく「日替わりランチ」(750円)、ケチャップライスを使う「昔ながらのオムライス」、「カレーライス」(以上600円)、「瓦そば」(700円、1人前)などを提供する。
同店では、「アイスケーキ」(380円)、「ワッフル」(400円)、「デザート4種セット」(550円)など、サンパークあじす店で休止しているデザートメニューもそろえ、女性の集客に力を入れる。
同社の深野学社長は宇部出身。地元での出店について「2店舗目は地元に置きたいと思っていた。多くの人に料理を食べていただくことが地元への恩返しになれば」と話す。
オープンから約1カ月でだんだんと周知され、来店客が増えてきているほか、常連もついてきているという。カフェタイムには40~50代の主婦層がドリングバーやデザートを利用している。
深野社長は「ニーズに応えてメニューを改良していきたい。家でのだんらんが減ってきている今、お客さまとのコミュニケーションを大切にし、一緒に『ふかの』の家族の味を作っていければ」とほほ笑む。
営業時間は10時~20時(ラストオーダー)。