宇部の居酒屋「Tatsumiのかくれ家」(宇部市中央町1、TEL 0836-21-0668)が6月27日、店内の一部を改装してリニューアルオープンした。
「お箸でいただくイタリアン」をコンセプトに2004年4月から営業する同店。来店客層の需要や流行に合わせてメニューを入れ替え、現在は揚げ物メニューを中心に、イタリアン、エスニック料理を提供する。
来店しやすい雰囲気になるよう、入り口付近をバル風に改装。日中は以前よりも広く設けた窓から明るい日差しが差し込む。店舗面積は28坪。席数はカウンター6席、テーブル席6席、半個室・個室の座敷席24席。
夜の集客につなげるため、ランチ営業も始めた。提供するのは、揚げ物をメインにしたコース「天ぷら七種」「豚天(和風トンカツ)」「鶏天」(以上780円)、「えび天」(850円)。それぞれにライス、サラダ、冷や汁などが付き、揚げ物単品(90円~)の追加オーダーもできる。
カフェタイムには、夜も提供するデザート「アフォガード」「はちみつパンアイス」(以上480円)、「バニラアイスの揚げ春巻き」「クレープシュゼット」(以上560円)、「バケットのフレンチトースト」(700円)やドリンクを用意する。
夜は、串揚げ(450円~)、天ぷら(610円~)を中心に、「エビとエリンギのアヒージョ」(880円)、「若鶏のソテー」(700円)、「生春巻き」(730円)、「エビチリフォンデュ」(980円)、「マルゲリータ」(1,120円)など約65種類の料理と、ドリンクメニュー105種類を提供する。コースは2,500円~。客単価は3,600円。
同店の揚げ物は、サクサクした衣の食感が特徴の「フリット」で、天つゆにはカツオと昆布の1番だしを使う。
20~30代前半を中心に、飲み会、合コン、女子会、宴会などの利用があるという同店。店主の三牧興一さんは「もともと半数ほどが女性客なので、ランチ・カフェの需要もあるはず。ランチはビジネスマンも利用しやすい価格に設定したので、これを機に来店してもらえれば。口コミでの広まりに期待したい」と話す。「夜は心折れるまで営業する」とも。
営業時間はランチタイム=11時30分~14時30分、カフェタイム=14時30分~17時、居酒屋=17時~。ランチ・カフェは日曜、居酒屋営業は水曜定休。