宇部市文化会館(宇部市朝日町)で3月13日、飲食サービスマン・宮崎辰さんによる講演会「サービス世界一はこう話す」が開かれる。主催は「SOGNO(ソーニョ)宮崎辰講演会実行委員会」。
宮崎さんは2012年、サービス技能を競う世界コンクール「クープ・ジョルジュ・バティスト」で日本人初優勝。現在は東京のフレンチレストランで「プルミエ・メートル・ドテル(支配人)」を務める傍ら、全国各地で講演を行っている。
宇部での講演は初めて。宮崎さんの講演を聴き「感銘を受けた」という宇部市内のレストラン「ポレポレ」(松島町)に勤務する瀧口晶さんが直接依頼し実現した。「世界で活躍する人に触れ、大人にも子どもにも夢を持ってほしい。宮崎さんからおもてなしの極意を学び、サービスに面白さを感じてもらえれば」と瀧口さん。
当日は「世界のサービスとおもてなし」をテーマに、世界に挑んだ理由や経緯を紹介するほか、接客する上での心構えやおもてなしの定義、サービスのテクニックなど、実体験を交えて講演する。
瀧口さんは「相手の気持ちを感じ取り、喜ばせる方法は誰もが知りたいもの。宮崎さんはそのメカニズムを心地良い距離感で伝えてくれる。飲食業や接客業などのサービスが必要な職種に限らず、人と関わる全ての人に足を運んでもらいたい」と呼び掛ける。
14時開演。入場料は3,000円(前売りは2,000円)。チケットは宇部市文化創造財団や宇部井筒屋などで取り扱う。定員500人。問い合わせは瀧口さん(TEL 0836-33-9138、ポレポレ)まで。