山口の老舗呉服店「近江屋」(山口市道場門前1、TEL 083-922-0194)が販売している「レノファ浴衣」が話題を呼んでいる。
サッカーJ2・レノファ山口とコラボした同商品は、左胸にエンブレム、背中にサポーター番号の「12」をあしらった鮮やかなオレンジ色の浴衣。男性用と子ども用の甚平も用意する。価格は、浴衣=8,640円、帯=2,160円、男性用甚平=8,316円、子ども用甚平=6,480円。
販売開始から約1カ月。女性のファンを中心に売れているという。同社営業本部の北條栄太郎さんは「浴衣の帯のオレンジと黒のリバーシブルが好評。着る人の年齢を問わないところが浴衣の良いところ」と話す。
コラボのきっかけについては「観戦グッズに和装がなく、スタジアムの盛り上げに一役買うことができればと話を進めてきた」といい、北條さんを中心に企画、デザイン制作を行い、約1年掛けて完成までこぎ着けた。
「県内唯一のプロスポーツチームを応援していきたい。夏の勝負服は浴衣。呉服店としても、いつもと違う角度から和の文化の発信をしていきたい」と北條さん。
営業時間は10時~19時。水曜定休。