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山陽小野田・きらら交流館で「女子高生」考案弁当 厚狭高校とコラボ、連日完売

11月8日から販売する第3弾の「山と海の幸のお弁当」

11月8日から販売する第3弾の「山と海の幸のお弁当」

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 山陽小野田・きらら交流館内の「レストランやけの」(山陽小野田市小野田、TEL 0836-88-3838)で現在、厚狭高校の生徒が考案した弁当が提供されている。

「山と海の幸のお弁当」試作の様子

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 同校総合家庭科2・3年生が授業で学んだ成果を発表する場として同館が協力し、生徒考案のレシピに基づいた4種類の弁当を週替わりで販売。同メニューの注文客にはアンケートを実施し、今後の学習の参考にするという。

 両者はこれまでにも生徒の作品展や職場体験などで縁があり、今回の販売は同館からの声掛けで実現。湯城明彦館長は、調理師として同科で授業を行うこともあり、「学校では技術や栄養価などを学べるが、商品が売れる様子や現場での評価を知る機会をつくってあげたいと思った」と話す。

 食物専攻の2年生6人、3年生22人が授業の一環で考案した弁当の内容は、ご飯、主菜、副菜、汁もの、デザートが付き、栄養バランスを考慮しただけでなく、できる限り地産食材を使用する。見た目の彩りにもこだわり、仕出し用の弁当箱に盛り付けて店内で提供する。

 10月24日に販売を始め、第1弾の「栄養満点 ガッツリ弁当」、第2弾の「恋弁当」は連日完売。11月8日から第3弾の「山と海の幸のお弁当」、11月14日からは第4弾の「地産地消のお弁当」を販売する。価格は750円。販売個数は1日5個。

 同校の森祐子教諭は「生徒が作った弁当を地域の人に食べていただけるのは、学習する上での励みになり、活動を知ってもらう機会にもなる。すでに好評の声が届いており、生徒たちも喜んでいる」と話す。

 湯城館長は「生徒たちの発想は新鮮で、固定観念のある私たちでは浮かばないような料理もあって面白い。交流館の利用客は50~70代が多いが、優しい味わいが喜んでいただけている。この企画が交流館を知っていただくきっかけにもなれば」とほほ笑む。

 営業時間は10時30分~21時(同館は9時~22時)。月曜定休。11月19日まで。

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