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山口の旅館・飲食店一丸で「ふくキャンペーン」 旬のフグを観光資源に

県を代表する味覚の「フグの刺し身」や「ふぐちり」

県を代表する味覚の「フグの刺し身」や「ふぐちり」

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 山口県(山口市滝町1)が12月1日、旬のフグをPRしようと県内の旅館・飲食店とコラボし「幸せを呼ぶ やまぐち福(ふく)キャンペーン」を始めた。

旬のフグを使ったすしメニュー

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 県が9月から展開する大型観光キャンペーン「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」の一環。「フグは山口県のイメージとして一番に浮かぶ、県の代名詞」(県観光プロジェクト推進室の三奈木智史主任)であることから、観光資源として結び付けようと展開する。

 下関市を中心に、長門市や萩市、山口・湯田温泉街などの旅館・宿泊施設34軒が参加し、それぞれの夕食プランにフグ料理を一品付けて提供。ランチタイムに営業する和食店やうどん・そば店など12店は、専用のメニューを用意する。

 旅館・宿泊施設で提供する料理は、日替わりで「フグの唐揚げ」や「フグ皮ポン酢」「ふぐのすし」などを予定する。ランチメニューを提供する店では、トラフグの刺し身やふぐちりなどが楽しめる「ふくミニコース」や「ふぐ天丼定食」「ふぐ天ざるそば」などを用意する。

 併せて、同メニューの利用者に向けて、抽選でフグの刺し身やフグちりセット、フグ加工品などが当たる応募キャンペーンも行う

 「参加店は今夏にかけて公募して決定した。県内の方はもちろん、県外から来られる方の『ちょっとフグが食べたい』という需要に応えることができれば」と三奈木さん。「日帰りで来県する方も楽しめるように、ランチメニューも視野に入れた。今が旬のフグを食べに来県していただければ」と呼び掛ける。

 来年3月31日まで。

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