サッカーJ2のレノファ山口FCが3月25日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)で松本山雅FCと対戦する。
前節は、雨が降りしきる中でツエーゲン金沢と対戦。小野瀬康介選手の技ありゴールと、大卒ルーキー・山下敬大(けいた)選手のプロ初得点で2点を先制しながら、終盤に追いつかれて引き分けに終わった。
霜田正浩監督は「勝てる試合を勝利で終わらせることができなければ、上にいくことはできない」と話し、「ゲームの終わらせ方」に課題があることを口にした。
レノファはここまで3勝1敗1分で勝ち点は「10」。順位は一つ下がって4位になった。今節対戦する松本は、J1昇格候補に挙げられる強豪だが、開幕から5試合未勝利で20位と大苦戦している。
中3日で行われる3連戦の3試合目となるが、霜田監督は「練習の様子を見ていると、前節からの気持ちの切り替えもだいぶできている」と話し、「前節は土壇場で足をすくわれてサポーターに勝ち点3をあげられなかった。今度は正真正銘の勝ち点3を届けたい」と気合いを入れる。
レノファの副主将・渡辺広大選手は、松本の高崎寛之選手と2015年にモンテディオ山形で共にプレーした。「高崎選手は上背があるし、裏への抜け出しもうまい。攻撃の起点になると思うのでそこをつぶせるように意識したい」と話し、「自分たちがもうワンランク上に行くためには勝つしかない」と3試合ぶりの勝利を目指す。
当日は、11時から「オレンジドリームパーク」として、グッズ販売や飲食ブース「グルメガーデン」などを展開。12時からは「ホームタウンサンクスデー」に、宇部市・山陽小野田市・萩市が出店し、各市の特産品販売や観光・イベントPR、ワークショップを行う。
ハーフタイムには、宇部を拠点に独自の「ウォーターアート」を披露するアーティスト・堀川玄太さんがスタジアム内メインスタンド前に登場。水を使って地面に絵を描くパフォーマンスで、会場を盛り上げる。
15時キックオフ。