宇部・中央町に6月8日、コミュニティーバー「しあわせのランプ」（宇部市中央町3、TEL 090-8234-4254）がオープンした。

小路沿いに佇む「しあわせのランプ」

　店主は市内在住で、野菜ソムリエの資格を持つ難波理歌さん。中心市街地のスナック跡に店舗を構え、持ち前の明るさを発揮して接客しながら「たくさんの人が笑顔になれる場所」を目指す。

　難波さんは大手半導体メーカー「ルネサスエレクトロニクス」に23年間勤めたが、経営不振による影響を受けて早期退職。以降はデイサービスで調理を担当していたが、施設の閉所を機に「新しい挑戦がしたい」と開業を考えた。

　店舗はスナックの雰囲気をそのままに、店名に合わせてトルコランプを飾った。席数はカウンター6席、ボックス席6席。飲食メニューを注文すれば自由にカラオケが利用できる。

　ドリンクメニューはビール（600円）や焼酎（600円～）、カクテル、サワー（以上600円）など、約40種類そろえる。フードは難波さんが手作りする総菜や、ナッツなどのおつまみを提供し、予約次第で希望に沿った食事を用意。10人程度の団体利用の場合は、バイキングスタイルで営業する（要予約、3,500円）。

　「初対面の人同士でにぎやかに過ごしたり、店を貸し切ってゆっくり食事したり、お客さまに合った利用の仕方で楽しんでほしい。要望に応えながら、店のスタイルや私らしさを確立していきたい」と意欲を見せる。

　デイサービスに勤めていた時には、健康面に配慮した「糖質オフ」の料理作りにも取り組んでおり、「糖質を控えたお好み焼きや、家庭的なカレーも得意なので、予約に応じて提供したい。当初考えていたランチ営業も、タイミングを見て始められれば」とも。

　営業時間は19時～。