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宇部に食品の量り売り専門店「F」 元養護教諭、健康づくりを「プロデュース」

「資格や経験を生かし、地域の人の健康づくりに寄り添いたい」と藤本さん

「資格や経験を生かし、地域の人の健康づくりに寄り添いたい」と藤本さん

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 宇部・神原に8月8日、食品の量り売り専門店「F -Food Bulk&Gift-」(宇部市西梶返3、TEL 0836-43-9595)がオープンした。

交差点の一角にオープンした「F」

 保健師や食生活アドバイザーなどの資格を持つ藤本美砂子さんが、「あなたの健康をプロデュース」をコンセプトに出店した同店。神奈川県で量り売り専門店を展開する「ナチュラルリード」(川崎市)の協力を得て、オーガニックの輸入食材や無添加の菓子など、約90種類の商品をセルフスタイルの量り売りで提供する。

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 商品は「ローストアーモンド無塩」(10グラム、38円)や「有機カシューナッツ無塩」(同45円)などのナッツ類を中心に、ベルギー産のチョコレート、ドライフルーツ、スーパーフード、オリーブオイル、専用機器で搾りたてを提供する「ピーナッツバター」(同40円)などで、繰り返し使える容器も販売。試食しながら商品を購入できる。

 店舗面積は25平方メートル。白を基調にしたナチュラルな雰囲気で、好きな量の商品を袋詰めできる容器がずらりと並び、窓に面したカウンターには「ギフトコーナー」を設置。ギフトボックスやリボン、メッセージカードなどを販売し、ギフト利用にも対応する。

 藤本さんは今春までの33年間、県内で養護教諭として働いてきたが、10年ほど前から「自分の持ち味を生かし、80歳まで働ける場所を作りたい」と思い描いていた。「健康づくり、食品ロスやゴミの削減にも役立つ業態に出合い、家族の協力もあって開業が実現した」と笑顔を見せる。

 来店客層について、「女性や健康志向が高まる中高年の来店は想定内だったが、チョコレートが目当ての男性客や、おやつを求める塾帰りの中学生も来店している」と藤本さん。「駄菓子屋のような感覚で立ち寄ってほしい。近所の人たちの健康づくりに寄り添える存在になれれば」と展望を抱く。

 営業時間は10時~18時30分。火曜ほか定休(8月29日は休み)。