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おのだサンパークで職場体験イベント アパレル店に日替わりで「こども店長」登場

来店客に名刺を渡す「こども店長」の西七海ちゃん、心海ちゃん姉妹

来店客に名刺を渡す「こども店長」の西七海ちゃん、心海ちゃん姉妹

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 おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)のアパレル店で8月20日、「こども店長」が接客や販売などに挑戦した。

レジ打ちを教わる「こども店長」

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 同SCを運営する小野田商業開発が「夏休みの思い出づくりを手伝い、ファッションに興味を持つきっかけにもなれば」と初企画した職場体験イベント。同日から26日までの7日間、同SC内のアパレル店10店舗が、日替わりでこども店長を受け入れる。

 初日の同日、子ども服店「チャイルドハウス ぱれっと」でこども店長を務めたのは、須恵小学校6年生の岡本悠莉佳さん。開店30分前に出勤してレジの立ち上げなどを行い、洋服の畳み方のコツや、服を陳列する時の決まり事などを教わったほか、バックヤードにも足を運んだ。「開店前のサンパークは静か過ぎて驚いた。普段見られないバックヤードも見られて、サンパークがもっと身近に感じられた」と笑顔を見せる。

 カジュアルブランド「アーノルドパーマータイムレス」では、防府市に住む西七海ちゃん(6)、心海ちゃん(5)姉妹がこども店長を体験。2人は洋服の畳み方をくり返し練習し、レジ打ちにも興味津々な様子を見せた。初めての来店客を前にすると緊張の表情に変わったが、同店の大谷麻美子店長にサポートされながら購入品と手作りの名刺を手渡して、来店客を見送った。

 大谷店長は「2人が『楽しかった』と言ってくれたことが一番うれしいし、私は子どもが好きなので、このように触れ合うことができて楽しい思いをさせてもらった。洋服を上手に畳めるようになっていたので、家でも披露してもらえたら」と話す。

 期間中、小学6年生までの子どもたち37人が同企画に参加。両店のほか、「ジーンズメイト」(23日)、「GU」(25日)、「グリーンパークスフーワ」(25日・26日)などで、30分~1時間ほど店頭に立って来店客を出迎える。

 小野田商業開発営業部の河村優子主任は、「テナント店の協力のおかげで実現できた。地域密着型のSCとして、夏の思い出が残る場所となれればうれしい。いつか『サンパークで働きたい』と思ってもらえれば、なお喜ばしい」と期待する。「お客さまには期間中、こども店長を温かく見守っていただき、コミュニケーションも楽しんでもらえれば」とも。

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