釜飯専門店「茶の郷(さと)・釜飯の郷」が宇部のアクトビレッジおの(宇部市小野)内にオープンして1カ月がたった。
7月14日にオープンし、宇部で「米どころ」の小野地区で生産された米や野菜を使った釜飯を提供。同地区で栽培された山口茶を使った食べ方も提案し、地産品の魅力を発信する。
運営は同施設の指定管理者「おのみらい共同事業体」で、市内の経営者らによるNPO法人「PR山口」がプロデュースや実務の面で協力。両者は同施設内で今年5月にオープンした山口茶の販売店「ono 茶の郷」の運営でも連携している。
メニューは、「山菜釜飯」「長州鶏釜飯」「豚角煮釜飯」「鯛(たい)釜飯」の釜飯4種類(800円~)をはじめ、釜飯に唐揚げが付く「お好みの釜飯膳」や「天婦羅(てんぷら)釜飯膳」などのセットメニューも用意する。釜飯と併せて山口茶を使った「茶だし」を提供し、「ひつまぶし風」にもできる。
おのみらい共同事業体の安藤良樹代表は「釜飯を提供する店は市内でも少ないと思うので、これを機に小野地区へ足を運んでほしい。小野といえば、やはりお茶。さらりと茶だしで頂く新しい食べ方を楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は11時30分~14時。問い合わせはアクトビレッジおの(TEL 0836-64-5111)まで。