スポーツサイクルイベント「やまぐちサイクルフェスタ2018」が9月24日、山陽オートレース場(山陽小野田市埴生)で開催される。
主催は同オートレース場を運営する日本写真判定。スポーツサイクル専門店「ヒロシゲ宇部店」(宇部市神原町1)が協力し、スポーツサイクルの魅力を伝えることを目的に行う。
初心者に向けて自転車の試乗・展示を行い、スポーツサイクルの楽しさが体験できるコーナーを設置。自転車ブランド「トレック」の2019年モデルを展示し、ホイールメーカー「マヴィック」による相談会などを行うほか、全日本選手権の優勝経験を持つBMXレーサー・島田忠彦さんを講師に招いて小学生向けの「BMX教室」を開く。
場内では、当日エントリー可能な「スポーツサイクルレース」も実施する。1時間耐久レースやタイムトライアルレースを行うほか、知的障がいのあるアスリートの「スペシャルオリンピックス」の選手が来場し、「記録会」としてタイムトライアルやタンデム走行などで順位を競う。
山陽オートレース場の松浦博さんは「これまでパラサイクリングの練習場などで活用してきたが、今回は一般の方に向けた新しい試み。場内は傾斜も緩やかなのでスピードを出しても安全に走ることができる。気軽に足を運んでもらい、楽しみながら当レース場のことも知ってもらいたい」と話す。
「ヒロシゲ」(柳井市)の弘重公朗社長は「試乗からスペシャルオリンピックスの記録会まで、盛りだくさんのイベントになった。クロスバイクやロードレーサーを乗りこなしている上級者の方から、これから始める初心者の方まで幅広く参加していただけるイベント。スポーツの秋に合わせて、楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
問い合わせは山陽オートレース場(TEL 0836-43-9228)まで。