11月1日に35周年を迎えたANAクラウンプラザホテル宇部(宇部市相生町、TEL 0836-32-1112)が現在、「ホテル開業35周年企画」を展開している。
1983(昭和58)年に「宇部全日空ホテル」として開業し、2011年12月に名称変更しリブランド。開業当時を知る企画部長兼施設支配人の大石一司さんは「開業時は県内唯一のシティホテルで、西日本一広い宴会場を有することからも注目度が高かった」と振り返る。
35周年を機に「利用客へ感謝を伝える企画を」と、企画部や調達、サービス、パティシエなど部署の異なる9人を選出して「35周年プロジェクト」を立ち上げた。同プロジェクトの一人、企画部の杉瀬達夫さんは「各部署の思いを持ち寄り、さまざまなお客さまに喜ばれる形に仕上がった」と話す。
レストラン「サルビア」は平日のディナータイムに3人利用で1人分の料金が無料になる企画「TWO plus ONE」(1日5組まで)、日本料理店「雲海」は全10品の「特別会席 北陸の旅」(火曜・木曜のみ)、鉄板焼き店「相生」は特撰(とくせん)黒毛和牛のステーキなど全12品の「スペシャルコース」(火曜・水曜・木曜のみ)、バーラウンジ「ワンファイブ」はカクテル2杯と軽食1品が選べる期間限定セットを提供する。11月30日まで。前日までに予約が必要(ワンファイブは不要)。
宿泊客には夕食に利用する店舗を「雲海」か「相生」で選べる「アニバーサリープラン」、ブライダル利用客には参列者が食べるコース料理の1品を無料グレードアップするサービスを実施。館内施設利用客を対象に10万円の旅行券などが当たる抽選会も催す。来年3月31日まで。
杉瀬さんは「この期間にしか味わえない料理もあるので、何度も立ち寄って楽しんでいただければ」と笑顔を見せる。
営業時間や定休日は店舗によって異なる。