美祢・美東の特産品「美東ごぼう」が旬を迎えた現在、スタンプラリー企画「美東ごぼう 食べちゃろ!食べいこ!キャンペーン」が開かれている。主催は、美祢市商工会地域資源等活用促進事業・推進協議会。
美東ごぼうを使ったグルメを飲食店で味わったり、観光施設を利用したりしてスタンプを2個集めると抽選に応募できる。美東ごぼうのPRが目的のため、1カ所は飲食店を巡ることが条件。3回目の今回は、飲食店11店舗が初参加し美祢市内29カ所の店舗・施設が対象となった。
美東ごぼうは、やわらかい食感や風味の良さなどが特長で、主に「お歳暮などの贈答用」として出荷されている。昨年9月には山口県産の農産物で初めて、農林水産物・食品の産地のブランドを守る「地理的表示保護制度(GI)」に登録された。
美東ごぼうが味わえるのは20カ所で、「美祢産ほうれん草とカリカリ美東ごぼうパスタ」(ひろなカフェ)、「美東ごぼうコロッケ定食」(海鮮季 はらだ)、「美東ごぼうかき揚げ丼・うどん」(食事処 一休)、「美東ごぼうジャムのソフトクリーム」(大正洞 清風苑)など、メニューは和・洋・スイーツとさまざま。
「於福温泉(道の駅おふく)」「秋芳洞」「秋吉台サファリランド」といった観光施設も対象で、「体験民宿ほっとビレッジ美東」(美東町赤)は期間中、美東ごぼうをふんだんに使う「ハンバーグ定食」を「美東ごぼうの刺し身(ミニサイズ)」付きで提供する。前日までの予約が必要。
昨年は119人が参加した同キャンペーン。今回は賞品の本数や種類を増やし、A賞=美東ごぼう3キロ、B賞=大理石でできたキャンドルホルダー、C賞=秋吉台高原ジャム2本、D賞=ご飯と炊く「美祢じてんしゃ飯の素」を抽選で15人に進呈する。
美祢市商工会の河野正朗さんは「美東ごぼうをもっと地元で消費したいという思いから始めた。これを機に市外からも足を運んでもらい、ご当地グルメと観光を楽しんでもらえれば」と話す。
参加無料。問い合わせは美祢市商工会(TEL 0837-52-0434)まで。応募締め切りは1月31日。