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阿知須にレストラン「トトマト」 「若さとノリ」持ち味に、SNSで情報発信も

「トトマト」代表の山本晃輝さんとスタッフの早川知里さん

「トトマト」代表の山本晃輝さんとスタッフの早川知里さん

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 山口・阿知須のきらら博記念公園内に昨年12月2日、レストラン「TOTOMATO(トトマト)」(TEL 0836-66-0101)がグランドオープンした。

店内からは瀬戸内海が一望できる

 昨年9月14日~11月4日に開催された「山口ゆめ花博」に合わせてプレオープンした同店。県内出身で高校の同級生同士の山本晃輝さん、山下亮次さんが共同責任者として、家族や友人らと共に立ち上げた。

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 瀬戸内海を一望できるロケーションが売りで、屋内・テラス合わせて約100席を備える。敷地内の農園「ソノサキガーデン」で栽培する有機野菜にチキンやサーモンなどの具材を自由に組み合わせる「ソノサキボウル」(1,000円)や、「あおさ海苔(のり)とカニのクリームチーズパスタ」(1,200円)などを提供。「こ熊やプレミアムカレー」(1,400円)は「ゆめ花博」期間中に1万食以上売れた。

 敷地内には愛犬と触れ合えるドッグランも併設。レストランのテラス席ではペットと一緒に食事ができる。店舗2階にはキッチンスタジオを設け、料理教室などのイベントを開く。

 「ここでしかできないことを提供したい」と山本さん。「グッドロケーションでの飲食店経営」に憧れ、高校卒業後は東京の飲食店で4年間修業を積んだ。車でアクセスしやすく、瀬戸内海を臨む好立地を生かし、「山口から新しい文化・流行を発信したい」と山下さんに声を掛けた。

 現在、山本さんは23歳、山下さんは22歳。10人ほどいるスタッフも10~20代と「若さが持ち味で、風通しもよい雰囲気」(山本さん)。「若さゆえの勢いとノリ、柔軟性を大事にしている」とも。インスタグラムなどでの情報発信も積極的に行い、SNS主流の時代にも「柔軟に対応」する。

 「ゆめ花博期間中は、寝ている間も働いている感覚になるほど忙しかった」と山本さん。「経営ってこんなに難しいのかと痛感した。毎日、とにかく必死だった」と振り返る。

 プレオープン期間中、結婚式での利用もあった。「カジュアルウエディングやコンサートなど、イベント利用も歓迎。先日は、急きょ誕生日のサプライズ演出の依頼があったが、その場のノリと勢いで柔軟に対応して盛り上げることができた」(山本さん)。

 「グランドオープンから1カ月たった今も、まだまだ手探りの状態ではあるが、公園を散歩中の年配の方や主婦の方など幅広く利用していただけている。プレオープンの時から来てくださる方も。この辺りでは珍しいドッグランも、どんどん活用してもらいたい」とも。

 「今後は若者に人気のタピオカドリンクや季節限定のメニューも取り入れる予定。ドッグランを貸し切って、愛犬家の『オフ会』も計画中。いずれは全国各地や海外でも、その土地ならではの景色を生かした店を展開するのが夢」と若さあふれる笑顔で意気込む。

 営業時間は10時~22時。

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