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宇部の食堂「ばんちゃ屋」が30周年 「当たり前」を大切に、記念メニューも

「地元飲食店の元気をアピールしていきたい」と話す大迫さん

「地元飲食店の元気をアピールしていきたい」と話す大迫さん

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 宇部の大衆食堂「お食事処(どころ) ばんちゃ屋」(宇部市中村3、TEL 0836-22-5193)が、5月2日で開店30周年を迎えた。

記念メニューの「オカンが作る唐揚げ」

 1989年に宇部市亀浦で営業を始め、2度の移転を経て2010年から現在の位置に店を構える。「早く安くうまくボリュームがある」をモットーに、定食のほか、店の売りとする「瓦そば」や「茶粥(ちゃがゆ)」などの郷土料理、セルフスタイルのお好み焼きや麺類など豊富なメニューを提供する。

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 元々は約60年続く「お茶」の店であることを生かし、煎茶やほうじ茶など茶葉や抹茶ソフト(300円)なども販売する。30周年を記念し、5月末までは特別メニュー「オカンが作る唐揚げ定食」を提供。ゆずこしょうや漬け込みなど3種の唐揚げ200グラムに小鉢や揚げ出し豆腐、みそ汁が付く。

 同店3代目の大迫信作さんは「平成とともに歩んできた30年間は、決まった作り方で同じ味を変わらず提供すること、どんなに忙しくても明るい笑顔を心掛けることなど、『当たり前』のことを大切にしてきた。30年間には街中に大手チェーン店が増えるなど環境は大きく変化したが、それでもまた来てもらえるような『当たり前』を積み重ねている」と振り返る。

 現在地に移転してからは「客層ががらりと変わった」という。「移転前は大学などが近いことから学生や男性客が多かったが、移転後は学生客に加えてビジネスマンや女性、年配の方の利用も増え、口コミで県外から来られる方も」と大迫さん。

 「期間限定や『おもしろメニュー』も多く用意し、飽きがこないように工夫している。これからは持ち帰りの需要を見込み、デリバリーメニューも充実させたい。小さな店だが地元の元気をアピールしていければ」とも。

 営業時間は11時~21時。火曜定休。

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