母親向けのイベント「ママフェス」が10月22日、新山口駅北口駅前広場で開かれる。主催は山口市都市整備部新山口駅拠点施設整備推進室。
2021年4月の開館に向けて建設が進んでいる「新山口駅北地区拠点施設」のプレイベントとして実施。子育て支援サークルなどが出店する「ママブース」、企業がワークショップなどを行う「企業ブース」のほか、キッチンカーでの商品販売や生産者直売のマルシェを行う。
「ママが変われば山口が変わる!」をテーマに、母親目線で子育て支援に取り組むNPO法人「あっと」が実施団体となり、再就職を希望する母親と地元企業のミートアップイベント「ママドラフト会議」も同時開催する。
「ママドラフト会議」は、自分らしく働きたい子育て中の女性と人材を求める企業との出会いの場を作るプロジェクトで、これまでに福岡や東京などで開かれており山口県では初。事前説明会と講座を受けた母親30人が、地元企業26社と名刺交換などで就職と雇用に向けた交流を図る。
あっとの藤井智佳子代表理事は「母親というだけで戦力外とされることもあり、私も子育てをしながら再就職する苦労を経験した。子育てをハンディとせず、キャリアやスキルが発揮できる社会にしたい。新山口駅で開催するので山口市外のママにも来場してもらい、楽しいイベントを通して『ママでも活発に活動できる』ことを啓発できれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。問い合わせは、あっと(TEL 083-921-0428)まで。