自分たちで考案した競技を実施する「みんなの運動会」が11月16日、山口きらら博記念公園で開かれる。
公園の緑豊かな環境と本格的な施設を幅広く活用することを目的として始まった「きららでみんなの運動会を作ろうプロジェクト」の一環。ワークショップの参加者が考案した8つの競技を実施する。
競技は、スポーツ分野として「SUP(スタンドアップパドルボード)」と「遠くに蹴飛ばせ!アメフトドラゴン」。自然分野として「目指せ!松ぼっくりコレクター」と「松ぼっくりで巨大キャラクターを作ろう!」。福祉分野として「『めえ~』のかけ声で手をつなごう!」。地域分野として「奇跡の出会いがあるかも!借り『人』パレード」と「1000人で世界記録に挑戦!ダルマさんが転んだ」を実施する。
このほか、運動が苦手な子どもを対象とした「新感覚!ニュースポーツ体験(ヘキサスロン)」も終日実施する。
競技を考案するワークショップでは「どうやったらできるようになるか?」を考えながら話し合い、今まで利用が制限されていた「月の海」エリアや天然芝の「スポーツ広場」も初めて一般利用することになった。
公園管理事務局の北野慶副館長は「子どもからお年寄りまで、家族みんなで参加してほしい。いろいろな人が一緒になってイベントを楽しむ姿を見たい」と話し、今後について「当イベントを機に、ワークショップ参加者のみならずイベントに来た方々にも公園をどんどん利用してもらえるきっかけになれば」と話す。
開催時間は9時30分~16時30分。参加無料で当日参加も可能。問い合せは同園管理事務所(TEL 0836-65-6900)まで。