ジャージ姿のダンサー集団「まことクラヴ」が山口で公演

背番号付のジャージ姿でパフォーマンスを行う「まことクラヴ」

背番号付のジャージ姿でパフォーマンスを行う「まことクラヴ」

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 山口情報芸術センター(山口市中園町、TEL 083-901-2222)で4月25日・26日、ダンス公演「まことクラヴ 事情地域<山口編>」が開催される。

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 ダンス・カンパニー「まことクラヴ」による公演で、同センターのホワイエ、スタジオCを中心に、規定の空間にとらわれない場所でダンスパフォーマンスを繰り広げる。「事情地域」シリーズは、劇場とその街のあり方にスポットを当て、観客とその関係を共有するダンス作品。東京・吉祥寺市、石川・金沢市に続き、山口市が3作目となる。

 同カンパニーを主宰する振付家・ダンサーの遠田誠さんが、昨年夏に山口の街をリサーチし、気になる場所をピックアップ。今年3月中旬に、湯田温泉、雪舟庭など山口市内各所に出没してダンス映像を撮影しており、その映像も作品の中で使用する。バイオリン、パーカッションによるライブ演奏もあり、ダンス、映像、音楽とのセッションが繰り広げられる。

 出演は、江戸川卍丸さん、太田博久さん、斉藤栄治さん、長井江里奈さん、中森下真樹菜さん、遠田誠さん。この6人がそろっての公演は珍しいという。

 「まことクラヴ」は、2001年に発足した部活動を思わせるジャージ姿のダンス・カンパニー。ダンス、映像、演奏などを駆使し、劇場内だけでなく、電車内、商店街、路地など、あらゆる場所に出没して、パフォーマンスを行っている。2006年には「トヨタコレオグラフィーアワード」でオーディエンス賞を受賞するなど、注目のカンパニー。

 同センターの竹下暁子さんは「彼らが山口という場所のどこに可能性を感じたのか、山口への視点が分かって面白いと思う。事前に撮影された映像だけでなく、当日撮影されるライブ映像も入り、観客の時間の感覚をかき回す演出も。注目のアーティストなので、ダンス自体も見どころ」と話す。

 18時30分開場、19時開演。料金は、一般=1,500円、any会員・特別割引=1,200円、当日=1,800円。全席自由。

山口情報芸術センター(YCAM)不可視のデータを視覚・聴覚的に表現-池田亮司さんがインスタレーション展(山口経済新聞)クルマに乗って体験する作品「ガソリンミュージック&クルージング」(山口経済新聞)文化施設でストリートダンス-山口のドラムソロユニットも参加(山口経済新聞)廃校した小学校を舞台に演劇などの文化芸術イベント(烏丸経済新聞)(©マルニ)

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