12月31日で閉館する長門のSC「ウェーブ」(長門市東深川)で12月15日、イベント「第3回わくわく体験フェスタ」が開かれる。
「ハンドメードと癒やし」をテーマに、ハンドメードやハンドマッサージ、足もみなどのリラクセーションを所要時間10~20分で気軽に体験できるイベント。長門・萩・美祢のハンドメード作家など7人が出店する。
主催するのは、同SC内のハンドメード雑貨店「和(なごみ)」に出品している地元在住の入江美恵さんと徳永恵美子さん。「ハンドメードやリラクセーションになじみのなかった人に気軽に体験してもらい、地元で活動する作家の存在を知ってもらうこと」を目的に行う。
入江さんは「いくつも体験できるように、手軽さをキーワードに用意している。ものづくりを通じて達成する喜びや、色や形を選ぶ楽しさを味わってほしい」と話す。徳永さんは「体験はちょっと苦手という方も、作品を見るだけでも来場してほしい」と呼び掛ける。
閉館するSC「ウェーブ」は、1991(平成3)年に開店し地域の日常生活を担うインフラ的な役割を果たしてきた。雑貨店「和」は、ハンドメード作家に活動の場を提供することを目的に2009(平成21)年からウェーブが運営してきたが、12月20日に閉店する。今後、ハンドメード作家らは自宅や委託、ネット販売に切り替えて活動していくという。
入江さんは「ウェーブでの開催は最後となってしまうが、めどが立てば別の場所でも開催するし、今まで通りハンドメードの素晴らしさは伝えていきたい」と話す。
開催時間は10時~15時。問い合わせは入江さん(TEL 080-5610-9038)まで。