山口市立中央図書館と鹿児島市立図書館が2月2日、山口情報芸術センター(YCAM、山口市中園町)でコラボ企画「図書館薩長同盟講演会」を開催する。
演題は「西郷隆盛、木戸孝允の逆転人生~明治維新の立役者たちの光と影~」。明治維新で活躍した西郷隆盛と木戸孝允にスポットを当て、偉業に至るまでの苦難や困難をどう乗り越え、どのようにして地位をV字回復させたのか、鹿児島と山口それぞれの講師が講演と対談を行う。
講師は、鹿児島市から、NHK大河ドラマ「西郷どん」で取材協力した東川隆太郎さん(鹿児島市NPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会代表理事)、山口市から、郷土史の語り部として活動する松前了嗣さん(防長史談会山口県本部山口支部支部長)を招く。
山口市立中央図書館の大井勉さんは「明治維新の立役者として知られる西郷隆盛と木戸孝允の人物像に迫る。ドラマなどでもよく取り上げられる功績の部分だけでなく、苦労についても光を当てる。ぜひこの機会に知っていただけたら」と話す。
13時開場、13時30分開演(15時30分まで)。定員は先着300人。入場無料。
山口市立中央図書館では現在、関連イベントとして西郷隆盛と木戸孝允の人生や歴史、2人に関わりのある幕末志士たちについての紹介資料を集めた企画展示「幕末志士たちの逆転人生」を行っている。2月3日まで。
1月20日・27日は山口情報芸術センタースタジオCで、NHK大河ドラマ「西郷どん総集編」上映会を行う。開催時間は、20日=14時~15時30分(総集編1)、27日=14時~16時30分(総集編2)。定員100人。入場無料。