宇部の食材を使用してスペイン料理を提供する食のイベント「うべ食フェスタ2020ディナー編」が現在、行われている。
昨年10月に実施した「うべ食フェスタ2019」に続く第2弾。前回が「ランチ編」で、今回は「ディナー編」。宇部市とスペインのカステジョ・デ・ラ・プラーナ市の姉妹都市提携を記念し、「スペイン料理」をテーマにお酒にも合うディナーメニューを宇部市内の飲食店が提供する。
参加店は「ランチ編」に参加した4店に、新たに「燻(くん)製香房 燻(いぶ)し屋」(西本町1)、「洋風居酒屋 知路留の舘」(中央町1)、「一代目 豊」(中央町1)、「肉酒場 肉僧」(中央町3)、「餃子(ギョーザ)中華酒場 虎の子」(中央町3)、「TRATTORIA SUNMARUNO(トラットリア サンマルノ)」(常盤町2)の6店を加えた計10店。
「小野茶のぺぺロンチーノ」(850円)や「宇部牛上ミノとうっぽく筍(たけのこ)のマドリッド風煮込み」(980円)、「地ダコと地エビ四川麻辣(マーラー)アヒージョ」(980円)など、宇部産の食材と各店の持ち味を生かしたものになっている。
参加店のグランプリを決める「うべ食グランプリ」も同時開催。対象メニューを注文して台紙に「確認印」をもらうと応募でき、抽選で「参加店で使えるお食事券3,000円分」や「スペイン産ワイン」が当たる。
宇部市商工水産部6次産業推進課の植野英樹副課長は「ランチ編では、約450人の方がスタンプラリーに参加してくれた。参加者のコメントに『スペイン料理を楽しみにしていた』『これを機に初めて来店したが、とてもおいしかった』といった好意的な意見が多くあり、カステジョ市との姉妹都市提携のPRや市内の飲食店に足を運ぶきっかけづくりという目標をおおむね達成できたと感じている」と話す。
「今回のディナー編は、提供されるメニューや参加店も変わり、前回とは違った層の参加を期待している。各店のシェフが腕を振るうスペイン料理を楽しみながら、引き続き姉妹都市提携のPRや宇部産の食材、市内の飲食店を知ってもらう機会になれば」とも。
スタンプラリーの台紙は参加店や宇部市役所で配布する。3月14日まで。問い合わせは6次産業推進課(TEL 0836-34-8372)まで。