宇部のステーキ専門店「いきなりステーキ山口宇部店」(宇部市西岐波)が2月29日、閉店する。
2018(平成30)年6月のオープン時は山口県初出店で話題を呼び、連日行列ができる人気ぶりを見せていたが、1年8カ月の営業をもって閉店となった。
FC運営は、県内で飲食店を展開する「MIHORI(ミホリ)」(山口市大内中央)。閉店の理由は「業績の悪化」とミホリの藤井一正社長。オープン当初は1日500~600人の来店があり、阿知須で行われた大型イベントも追い風になっていたが、1年ほど前から客足が伸び悩んでいたという。
「苦渋の決断。これまでご来店いただいたお客さまには感謝の思い。『山口店』(山口市朝田)は引き続き営業していくので変わらずにお越しいただければ」と藤井社長。
宇部店跡の物件には今後、別業態の出店を検討しているという。