地域のサイクリストがつながるソーシャルイベント「ラファキャラバン+FUKKOツイート旅IN長門」が3月20日、道の駅「センザキッチン」(長門市仙崎)で開催される。
サイクルウエアブランドの「ラファ」が主催し、2016(平成28)年の熊本地震の復興に向けて始まったイベント。サイクリングを通じて新たな仲間を増やすことや、地元の魅力再発見、地域のサイクリストのコミュニティー活性化を目的に行う。2020年春は、3月7日の広島県呉市を皮切りに九州、四国、中国地域の全7カ所を巡る。
当日は「ラファモバイルクラブハウス(移動式店舗)」を展開し、同社が販売するウエアに触れることができるようにするほか、カフェではエスプレッソをベースにしたコーヒーを提供する。同社が配信する世界のサイクルカルチャー情報を発信するニュースレターを登録していれば、コーヒーは無料になる。
地域の「ソーシャルライド」も実施する。誰でも参加でき、タイムを競うものではなく、初心者からベテランまで全員が助け合って完走を目指す。長門では、地元のサイクリスト・白石真悟さんが設定したコースを走る。白石さんは「キーポイントは『橋』で、全行程は57キロになる。ゆったりと海や山の景色を楽しみながらサイクリスト同士の交流の場になれば」と話す。
被災地の復興を支援する「FUKKO DESIGN」とのコラボイベントにもなっている。参加者はライド中に自然や人との触れ合いの中で感じたことを写真に収め、ハッシュタグ「#FUKKOツイート旅」を付けてSNSで発信し、地域のさまざまな魅力を伝える。
モバイルクラブハウスは9時~15時。ソーシャルライドは参加無料で、ラファキャラバンのエントリーフォームから登録する。