見る・遊ぶ

萩で夏ミカン色の「レンタル原付」観光 バイク店主考案、市内で特典も

「新しい観光の形で、新しい萩の魅力を発見してほしい」と話す大谷さん

「新しい観光の形で、新しい萩の魅力を発見してほしい」と話す大谷さん

  •  
  •  

 萩市のバイク店「バイクハウスオータニ」(土原、TEL 0838-22-1403)が、市内初となる観光用レンタル原付自転車の貸出事業「乗旅(のりたび)」を11月1日に開始した。

夏みかん色の原付で萩を観光

 オーナーの大谷敦彦さんが山口県の観光プロダクト造成促進事業補助金を活用して企画。萩の特産品・夏ミカンのカラーに仕上げた50cc原付「YAMAHA Vino(ビーノ)」を4台用意する。

[広告]

 レンタル原付で観光すると、市内の飲食店や萩焼窯元など17店で割引やプレゼント進呈などの特典が受けられるほか、原付にはマップ表示用のスマホホルダーやUSB充電ポートも完備する。利用料は2時間2,400円~。

 事業開始から1カ月が経過し、大谷さんは「寒い季節にもかかわらず好感触。女性客がメインになるかと想定していたが、都市部のペーパードライバーの方や、タクシー代わりに使う中高年男性にも好評なのが予想外だった」と話す。

 特典を提供する店以外にも、「猫寺」として知られるむつみ地域の「雲林寺」(吉部上)など、中心市街地から離れた観光地まで出掛ける利用者もいるという。

 大谷さんは「萩は公共交通の便が少ないうえ、細い路地も多い。かといって自転車で市内を回りきることは広くて難しい。せっかくの観光地を快適に回ってもらうには小回りの利く原付がぴったりだと思った。協賛店の中には萩に移住して起業した若手事業者のお店もあるので、観光と合わせて『萩で頑張っている人たち』との出会いも楽しんでもらい、新たな萩の魅力を発見してほしい」と話す。

 「夏ミカン色の原付が並んで萩の町を走ると絵になる。インスタグラムでのフォトコンテストも開催中。今後は貸出台数も増やし、125ccバイクの導入も視野に入れている」とも。

 「原付があれば秋吉台や角島など、市外の観光地にも行こうと思えば行ける。外国の方も山口県に呼び込めるように、長門や下関にも拠点を増やしたい」と先を見据える。

 運用期間は3月~12月。