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萩にシェアキッチン「ほしのかけら」 Iターン2人で運営、出店者募集も

「お客さん同士のつながりも広がれば」と話す藤林さん(右)と内山さん

「お客さん同士のつながりも広がれば」と話す藤林さん(右)と内山さん

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 萩市田町商店街のホテル敷地内にシェアキッチン「ほしのかけら」(東田町、TEL 070-7567-2693)がオープンして6カ月がたった。

「家庭的な朝ごはん」をワンコインで提供

 2017(平成29)年に埼玉から萩市にIターンし、キッチンカー「ツムグお台所」を運営する藤林真理絵さんがオープンした。ホテル「グラン・ジュテ萩」で朝食提供を手伝ったことをきっかけに、建物の一部を改装して敷地内に店舗を構えた。席数は22席。

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 移住前は東京の保育園で栄養士として働き、その後は国内外のカフェやゲストハウスで経験を積んだ藤林さん。萩のゲストハウス「ruco(ルコ)」で働いたことをきっかけに同市への移住・出店を決め、「まずは移動販売でいろいろな場所に出向いて地域特性を知り、自分のことや料理の味を知ってもらおう」とキッチンカーの営業を始めた。

 藤林さんは「店を出してみたい人に場所を提供することでチャレンジの第一歩にもなり、交代で店を出すことで、これまで通りキッチンカーの営業も並行して行える『シェアキッチン』という形を選んだ」と話す。地元産食材にこだわった「家庭的な」朝食とランチを提供する。

 今年5月からは、4年前に宇部から萩に移住したパン職人・内山健太さんが週2回程度、パンをメインに提供する「内山食堂」を出店し、藤林さんと交代で店を切り盛りする。

 内山さんは「萩でのゆったりとした時間の中で、週に2回程度、自分のペースで営業できるので、パンやお菓子作りの教室も定期的に開くことができる。交代で出店することで店はほぼ毎日開いており、良い形で地域の方と時間の共有ができている」と話す。

 藤林さんは「萩という町は、関東ではできないことができる場所。キッチンカーだけでは難しかった、『お客さん同士のつながり』を広げたい。ゆくゆくは夜にも営業したいので、ここでお店を出してみたいという人をもう1~2人募集している。『萩に住んでみたいが働く場所がない』という声もよく聞くので、新しいライフスタイルを提案し、少しでもそういった人の助けになればうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、7時~10時、11時~14時。

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