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美祢にパン工房「プチラボベーカリー」 自宅販売経て出店、さらに地域密着へ

開店直後から多くの客でにぎわう「プチラボベーカリー」

開店直後から多くの客でにぎわう「プチラボベーカリー」

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 パン工房「Petit lab Bakery(プチラボベーカリー)」(美祢市大嶺町東分)が5月10日、JR美祢駅近くにオープンした。

店主イチオシのパンは「しめさばと大葉のサンド」

 店主の内藤加奈さんはこれまで自宅の工房でパンを焼いてイベント出店し、パン教室も開いてきた。2016(平成28)年からは週2回のペースで自宅販売も行っていたが、昨年10月、趣のある築95年の物件と出合い「いずれは」と考えていた出店計画が動き始めた。

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 店舗は、かつて郵便局や呉服店だった建物の一階にある。「建築士の夫をはじめ、家族総出で改装した。手を加えすぎず、昔の状態へ再生するイメージで店づくりを進めた」と内藤さん。歴史を感じるシックな雰囲気に仕上げ、窓際にイートインスペースを設けた。

 新店舗では、1日に65種類、1000個ほどのパンを14時まで焼き続けるが、連日ほぼ完売する人気ぶり。「ハード系の食事パンを楽しんでもらえるように、おいしい食べ方を提案したい」と新たに提供を始めたライ麦パンやカンパーニュなどを使うサンドイッチ、自家製シロップの「ジンジャーソーダ」(400円)などドリンクメニューも好評を得ている。

 自宅販売やイベント出店時の来店客は30~40代女性が中心だったが、現在は地元の高校生から70代まで層の広がりを見せており、「焼きたてのパンを食べながら、交流が生まれる場所にしたいと思っていた。多世代が来店する様子に、地域に根差していく喜びを感じている。今は簡単に何でも手に入る時代だけど、お店で会話をしながらから買い物を楽しみたい人は多い」とみている。

 今後は、建物2階と中3階にある空き部屋を活用し、外部講師によるワークショップを開く構想もある。内藤さんは「美祢は可能性がある街。私も魅力を発信しながら、旧市街地を盛り上げたい」と展望を話す。

 営業時間は11時~16時。月曜、日曜・祝日定休。

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