和洋菓子店「菓子工房 ManJuya(マンジュヤ)」(TEL 0836-34-2223)が3月26日、宇部市若松町にオープンした。
2001(平成13)年に創業し、地元スーパーへの卸売りをメインにしてきた和菓子製造の「万寿屋」が、社屋の改装が必要になったことで、以前から構想を持ち続けていたという実店舗の出店に踏み切った。
上田尚次社長は「これまで直接お客さまの顔を見て販売する機会がなかったが、駐車場が確保できたことなどの条件が重なって念願の出店が果たせた。今後は、店舗営業と製造・卸売りの両輪で展開していく」と話す。
店舗面積は約3坪。これまで倉庫として利用してきたスペースを店舗に改装。店内はレンガ調とウッド調のデザインでカジュアルに仕上げた。
メインで提供するのは、毎朝、上田社長が手作りするワッフル。「カスタード」や「ホイップあずき」(以上180円)などのほか、「もも」や「ブルーベリー」「マンゴー」、季節限定の「いちご」(以上200円)など約10種類を用意する。
そのほか、日持ちが2日間の「生外郎」(70円)や「ようかん」(250円)、「どらやき」(130円)や「あんまき」「きんつば」(以上、2個入り120円)などの従来の和菓子も約30種類そろえる。
大のワッフル好きだという上田社長。「ワッフルはもっちりとした食べ応えのある食感とボリュームにこだわり試行錯誤を繰り返した。日々のおやつやお土産などに手軽に利用をしてもらいたい。ワッフルをきっかけに和菓子のことも知ってもらえたら」とも。
営業時間は10時~19時。水曜定休。