食べる

山陽小野田に走るレストラン「アマービレ」 移動販売でジビエ料理提供

「屋外で飲食が楽しめる方法で展開していきたい」と財満将広さん

「屋外で飲食が楽しめる方法で展開していきたい」と財満将広さん

  • 310

  •  

 移動販売で営業する飲食店「青空レストランBistro AMABILE(ビストロ アマービレ)」(TEL 0836ー39ー6007)が5月17日、山陽小野田のSC・おのだサンパークで営業を開始した。

財満さんがカレーを提供する

[広告]

 宇部のレストラン「ビストロ アマービレ」(宇部市中央町)のオーナーシェフで猟師の財満将広さんが、新業態として始めた同取り組み。「青空レストラン」をテーマに、ジビエ肉を使った料理を中心に提供。

 2トンのフードトラックに、厨房機器や冷蔵・冷凍庫など一般的な飲食店の設備を備え、同SCや市内の公園などのほか、依頼のある場所に出向いて営業する。

 新型コロナウイルスの影響を受け、1カ月ほど前から準備を進めてきた。財満さんは「3月27日に宇部のレストランを移転オープンしたが、外食自粛で通常営業がままならない状況だった。営業形態を考える中で、これまでイベント出店を多くしてきた経験から三密のリスクも低い屋外での提供に注力しようと決めた」と話す。

 現在提供するのは鹿肉を使った「キーマカレー」(800円)や「ガーリックチキンカレー」(600円)、オマールエビや地元産ブトエビのスープを凝縮させた「オマールカレー」(1,000円)や「シカ串」「イノシシ串」(以上500円)、「牛ロース串」(400円)などの肉メニュー。14時からのカフェタイムには「フレンチトースト」(500円~)も用意する。

 今後は山陽小野田や宇部市内の飲食店ともコラボしてテークアウト商品や弁当の代理販売も予定するほか、店をPRする場としての同時出店なども行う予定。

 「ご縁があってフードトラックを譲り受けることになり、『やるしかない』と即決だった」と財満さん。「コロナの影響はまだまだ続くと言われている中で、他店とも協力し合いテークアウト商品の販売拠点にもしていけたら。当面はサンパークでの営業。走るレストランとして要望にも応じて展開していけたら」とも。

 営業時間は、フードトラック=11時~15時、店舗=18時~23時(予約の場合は貸し切りで営業)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース