宇部市で5月27日、楽しみながら健康づくりに取り組む「はつらつ健幸ポイント」が始まった。主催は宇部市健康増進課(宇部市保健センター)。
ICTを活用し、活動量計やスマートフォンを持って「歩くこと」、体組成計で「測ること」などを行い、2021年3月31日までの間にポイントをためると、最大5千円分のQUOカード・図書カード・JCBギフトカードのいずれか1つと交換できるというもの。
付与ポイントは、歩数に応じて1カ月あたり0~550ポイント、測定するだけで1カ月50ポイント、参加したイベントに応じて20ポイントまたは100ポイント、がん検診・特定健診・歯周病健診で各100ポイントなど。終了後は、1ポイントあたり1円で換算する。
対象は、20歳以上で宇部市に在住または通勤する人。同課の縄田裕二係長は「初開催となった昨年は1100人が参加し、約6割が60代以上だった。高齢者の方は最初は活動量計の使い方に戸惑っていたが、慣れると紙に記録するより簡単だと好評で、年齢層が高くても楽しめた様子だった」と話す。
実施するコースは、「活動量計コース」(定員1600人、参加費1,000円)と「アプリコース」(定員200人、参加費500円)の2つ。宇部市保健センターの窓口のほか、ウェブからも参加申込可能。
縄田係長は「新型コロナの影響がある中、個人で参加できる当イベントは今の状況にもマッチしているのではないかと思う。健康管理アプリの『からだカルテ』と連動し、自分の体がデータで見えるようになるので、日々の健康づくりに役立ててもらえれば。『五市町対抗ウォーク』を今年も開催するので、普段は運動などに興味がない方も家族や友人を誘って楽しんで参加してもらいたい」と呼び掛ける。
問い合わせは、宇部市健康増進課(TEL 0836-31-1777)まで。