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疫病退散、山口で「アマビエ」モチーフの商品続々 大内塗の「アマビエ人形」も

山口の和菓子店「山陰堂」が販売する饅頭「アマビエ上用」(写真提供=山口市・飛田明美さん)

山口の和菓子店「山陰堂」が販売する饅頭「アマビエ上用」(写真提供=山口市・飛田明美さん)

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 疫病など除災の妖怪とされる「アマビエ」をモチーフにした商品が山口市内に登場し、話題を呼んでいる。

大内塗のアマビエ人形ストラップ

 老舗の和菓子店「山陰堂」(山口市中市町、TEL 083-923-3110)は、こし餡(あん)入りの上用まんじゅうに「アマビエ」のイラストをあしらった「アマビエ上用」(180円)を5月25日から販売。常連客のほか、看板を見て購入する客もおり、連日40~50個ほど売れている。

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 製造担当者は「新型コロナの影響で嫌なニュースばかりの時に『アマビエ』を知り、皆さんに笑顔になってもらいたいという思いで開発した。いろいろなストレスがあると思うが、ご家族でも職場でも、食べるときには笑顔で食べてもらいたい」と話す。

 大内塗工芸品を製造・販売する「中村民芸社」(大内御堀、TEL 083-927-0619)は、大内塗の「アマビエ人形」を販売。ストラップタイプの「鈴入りアマビエ人形」(1,000円)と「置き型アマビエ人形」(2,000円)の2種類を用意。新型コロナウイルス感染予防に配慮し、予約注文で販売する。

 同社の中村理恵専務は「自粛期間中イベント等の中止や観光客の減少により売り上げが落ちており、何か別のものを作らなければと考えていた際に、他の工芸品でアマビエグッズが作られているのを知り制作に踏み切った。将来的には観光客に向けた大内人形とのセットなども構想している」と話す。

 「伝統工芸の大内塗は、以前から売り上げ減少の傾向があるが、こうした困難な状況であっても新たな物が作り出せることや大内塗そのものを全国の方に知ってもらうきっかけになれば」とも。

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