宇部・西岐波に6月10日、子育てひろば「にじいろのうみ」(宇部市床波6、西岐波市民センター2階)がオープンした。
宇部東部地域で初となる子育て支援拠点を市が整備。これまで市内には6つの拠点があったが、東部地域になかったことから市民のニーズが高かったという。
施設面積は約92平方メートル。おもちゃや遊具を使って親子で自由に遊べるほか、授乳、おむつ替え、食事(11時30分~12時30分)などができるスペースを備える。今後は、工作やおはなし会、座談会などのミニプログラムも行う予定。
委託を受けて運営するのは、子育てを支援する市民団体「なないろキッズ」。現在、「こどもすくすくプラザプレイルーム」(琴芝町2、多世代ふれあいセンター2階)の運営を受託しており、これまでの運営経験が高く評価された。
代表の岡崎啓子さんは今後について「地域で子育て支援などに尽力されている方々と連携し、東部地域に根差した子育て拠点となっていきたい」と話す。
「今までの経験や、他の機関とのつながりなどを生かしながら、子育て家族が気軽に集い交流や相談ができる場にしていきたい。子育て家族と子育て支援団体や専門機関、そして地域の方々とを結び、温かみのある笑顔あふれる子育て拠点になっていければ」とも。
開館日は水曜~金曜(祝日を除く)。開館時間は10時~15時。
当面は、新型コロナウイルス感染防止対策のため予約制。午前の部(10時~11時30分)、午後の部(13時~14時30分)各5組。予約は専用ダイヤル(TEL 080-3058-2416)で受け付ける。予約受付時間は10時~15時(月曜~金曜)。