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宇部の「トキスマ」で1周年イベント 施設前に「オープンテラス」、にぎわい回復目指す

「1年間の集大成として、いろいろな方へ感謝を伝えるイベントにしたい」と小森愛美さん(右)

「1年間の集大成として、いろいろな方へ感謝を伝えるイベントにしたい」と小森愛美さん(右)

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 宇部市の「常盤町1丁目スマイルマーケット(トキスマ)」(常盤町1、TEL 0836-38-8804)で7月18日と8月1日、イベント「トキスマ1thアニバーサリー」が開催される。

イベント会場となる「トキスマ」内の様子

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 主催は同施設を運営する「にぎわい宇部」(中央町3)。トキスマの1周年を記念し、3密を避けソーシャルディスタンスを確保する「新しい生活様式」を反映させ、まちなかのにぎわい回復につなげることを目的に開く。

 オープンからこれまで約25万人が利用した同施設。新型コロナ感染対策による一部施設の利用制限などの影響を受けながらも、市民にとっては近所の憩いの場、勉強やビジネス、子育てなどでも利用でき、事業者にとっては起業前にチャレンジする場、近隣の困っている店舗を手助けするための場としての役割を果たしてきた。

 施設運営担当の善家昌朋さんは「普通のデパートなどとは求められるものが違って難しかったが、さまざまなチャレンジショップなどが入れ替わりながら出店することで、毎日来ても飽きられない施設としてようやく形になってきた。開設当初の『社会実験の場』『にぎわい創出の拠点』というベクトルは変わっていない」と振り返る。

 当日は「ミニミニ縁日」や「お菓子配り」、音楽演奏などを行うほか、キッチンカーの出店やこれまで「トキスマ」のチャレンジショップやポップアップショップに参加した飲食店などが出店。施設前の歩道には、国が提示する道路占用許可基準の緩和を活用したオープンテラスを設置し、「ファミリービアテラス」も開催する。

 イベント企画担当の小森愛美さんは「新型コロナの影響で様々なイベントが中止になり、外出する機会も減っている時だからこそ、こうしたイベントを開くことで皆さまのコロナ疲れを癒やすことができれば。これまで1年間トキスマを支えてくれた方々に感謝を伝えるイベントにしたい」と話す。

 善家さんは「この1年間の運営を通じて、こうした方が良いというノウハウは固まってきた。その中からいろいろなアイデアを出しつつ、運営終了までの残りの期間もしっかりと結果を残したい。『市民のために何ができるか』ということを第一に、これまでやってきたことを続けながら新たな取り組みも行っていきたい」と話す。

 開催時間は12時~21時(飲食出店16時~21時)。雨天決行。

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