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宇部の「にぎわい宇部」が移転 都市再生推進法人の指定受ける

銀天街の旧事務所に移転した「にぎわい宇部」

銀天街の旧事務所に移転した「にぎわい宇部」

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 宇部のまちづくり会社「にぎわい宇部」(中央町3、TEL 0836-39-6907)が4月22日、銀天街アーケード内に事務所を移転した。

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 宇部市と宇部市商工会議所が共同出資して2016(平成28)年に設立。2019年に「常盤町1丁目スマイルマーケット(愛称=トキスマ)」(常盤町1)がオープンしたことでトキスマ内に移転したが、今回の移転で旧事務所があった場所に戻った。これまでサロンとして開放してきたスペースは閉鎖し、全面を事務所として使用する。

 牧昭市専務は「これまでの3年間は、イベントを通じたまちづくりに注力してきたが、宇部市の都市規模では効果が一過性のものになっていた」と振り返る。

 3月31日付で、宇部市から「都市再生推進法人」の指定を受けた同社。この指定を受けたことにより、都市再生整備計画の提案やエリアごとに土地を活用する計画の提案など、まちづくりの新たな担い手として行政の補完的機能を担うことになる。

 牧専務は「都市再生推進法人に指定されたことにより、本来の目的であった都市再生をより積極的に進めることができるようになった」と話す。

 「本来であれば来年に向けて都市再生を進める計画だったが、新型コロナウイルスの影響を受け行動を起こすことが難しい状況。収束するまでは、影響を受けている方々へのサポートなどを通じて、地域の事業者との信頼関係づくりや、資本面での計画推進の準備などに充てていきたい」とも。

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