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宇部の「みんにゃ食堂」、提供開始から3年 地域コミュニティーの力引き出す場に

新型コロナ対策された会場で飲食を楽しむ来場者

新型コロナ対策された会場で飲食を楽しむ来場者

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 来場者に食事を無料で提供する取り組み「みんにゃ食堂」が7月22日、3周年を迎えた。

みんにゃ食堂で提供された料理

 会場の「西法寺」(宇部市島2)や子育て支援施設「かねこキッズクラブ」(常盤町2)などが運営母体になって始まった取り組み。かねこキッズクラブを運営する金子小児科の金子淳子院長は「活動を続けることで、地域の中でも子どもたちのために何かしたいと考えている人たちが『見える化』してきた」と話す。

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 「子どもたちが健やかに育つには、経済的な豊かさだけでなく、人とのつながりや文化的な体験といった環境が重要。当初の目的は漠然と『子どもたちの育ちを支えるためのプラットフォームでありたい』といったものだったが、さまざまな人たちとの出会いにより『お互いさまで支え合える場』、地域コミュニティーの力を引き出すことができる地域活動の拠点としてのプラットフォームになってきたと感じる」とも。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、3月からは弁当形式で提供していたが、「日常生活を段階的に取り戻すこと」を目的に、テーブル数の削減や1テーブル1家族の制限、全ての戸を開けて換気するなどの感染対策を行った上で会場での飲食提供を再開した。

 当日は、「割烹 明徳」(中央町1)と萩で6次産業化に取り組んでいる「萩大島船団丸」がコラボして「ハマチのにぎり寿司」を提供したほか、「夏野菜いっぱいそうめん汁」やオレンジ、ソフトクリームなどを提供。154人が来場した。

 金子院長は「新型コロナの影響により活動にも制約ができたが、それを『苦労』ではなく『工夫』と捉え、みんなで力を合わせて新しいやり方を楽しみながら考えることができた。今後は食事の支援だけでなく、より家庭に入り込んだ個別支援を強化していきたい」と話す。

 みんにゃ食堂の開催日時は、毎月第2・4水曜、17時~19時。

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